ヒゲ☆メガネのCD見聞ROCK
名盤から珍盤まで、管理人の個人的なCDラック晒しブログです。 ビートルズからヴィジュアル系まで何でもござれ!
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年中無休24hフル稼働でROCKを愛しています。
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No.16 LUNA SEA/LUNA SEA(1991)
2008/12/08 [Mon] 02:30
ヴィジュアル系ブームの到来を告げた超強力な1枚。
X(エックス)
率いるエクスタシー・レコードよりリリースのインディー盤。
現在のヴィジュアル系の最も核になる部分を築いたバンドは
DEAD END(デッド・エンド)
でも
X(エックス)
でもなくこの
LUNA SEA(ルナシー)
だと思います。
両2バンドもジャパメタ全盛期からその活動をスタートしていて、後のヴィジュアル系に多大な影響を与えているのには間違いありませんが、後のシーンや後輩達に与えた衝撃や影響力という意味ではルナシーの方が先輩2バンドより遥かに上回っていると思います。
極端な言い方をすれば最もオーソドックスなタイプのヴィジュアル系バンドというものはルナシーが全てやり尽くしたとすら感じます。
妖しくも流麗で激しさと刹那さを併せ持った楽曲、幻想的で時にサディスティックな歌詞、ある種お約束となったアクの強い歌いまわし、『黒服限定GIG』と題されたイベントを開催するくらいに統一されたヴィジュアル戦略。
後に活躍する同系統のグループが目指すべき青写真は全てココに詰まっている、と言っても過言ではありません。
INORAN(G)とJ(Ba)が結成した精神病患者を意味する
LUNACY(ルナシー)
というバンドに当時
PINOCCHIO(ピノキオ)
というグループに所属していたSUGIZO(G)と真矢(D)が加入し、さらにその後
SLAUGHTER(スローター)
のRYUICHI(Vo、当時はRAYLAという名前でした…)が参加し、現在の形(と言っても既に解散してますが)が出来上がっています。
Jが関西スラッシュメタル界の重鎮
AION(アイオン)
のローディーをしていたこともあり、徐々にその名が関東のみならず全国へと広まっていくようになり、ついにはエクスタシー・レコードの筆頭
X(エックス)
のYOSHIKIやHIDEの目に留まることになります。
今回取り上げている音源はそのエクスタシー・レコードから1991年にリリースされた1stアルバムです。
僕は当時リアルタイムで聴いた世代ですが、とにかく言葉で言い表すのも困難なくらいに衝撃的で「なんなんだ、このカッコ良さは!」と繰り返し繰り返し聴き倒す毎日を過ごしました。
短いながらも強い印象を残す勢いのM-1「Fate」から溢れだす「このアルバム、ヤバいかも!」という思いは、1枚トータルで聴き終えた時には「このバンド絶対いくな!」という確信へと変わっていました。
一応当時学生だったのですがあまりに勉強そっちのけで聴きまくってたもんで、一度は母親の怒りを買いCDを投げ割られるというエピソードがあるくらいに聴きこみました(笑)。
当時は少ないおこづかいで買ったCDだったので本気でオカンを怨みましたが、今となっては良い思い出(?)です。
SUGIZOのニューウェーヴっぽいフレージングやバイオリン、周りを活かすことを考えたJのベースプレイ、真矢のパワフルで手数の多いドラミングなど、本作はインナーにわざわざ記された“No Synthesizer(ノー・シンセサイザー)”の文字が語るようにSEでさえも一切の鍵盤系楽器を使用せず、あくまでバンドサウンドのみで作り上げられています。
その幻想的な音々の中でも特に重要な役割を担っているのが、目立たないながらも個性的なプレイでルナシーサウンドを構築しているINORANのクリーントーンのギターでしょう。
一度分解したコードを独特の感性で1音1音紡ぎ直したアルペジオやまるでガラスが砕け散ったような音のカッティングなどはその真骨頂で、繊細で美しいフレーズは一度耳についたが最後、曲が終わるまでそのフレーズを追っかけてしまうほどです(笑)。
当時多かったメタル系グループを端へ押しやり、一挙にシーンをヴィジュアル系へとシフトチェンジさせた強力すぎる1枚です。
ちなみにこの辺りからロックファン層も野郎(メタラー)からバンギャ(夢見るグルーピー♀)に比率がグッと移り変わってもいきます…。
M-1「
Fate
」
アルバムのオープニングを飾る1曲。
CDよりテンポが若干遅くてちょっぴり残念。
※↑って書きましたけどYoutubeのお勉強を兼ねて自分で動画(っつてもスライドショー程度ですけどね)を作って貼ってみました。
M-4「
Branch Road
」
初期によく見られたプログレとかポジパンの香りが漂う暗いナンバー。
しかしこんなユラユラ揺れてる妖しい人が将来河村隆一になるなんて…。
M-5「
Shade
」
画質・音質共に良くないですけど、小っさいハコでのライヴ動画で貴重っぽいんでお借りしました。
SUGIZOの頭デカいし、INORANはサイファみたいな髪型です。
M-8「
Chess
」
ただでさえ速い曲なのにハシりすぎでえらいことになってます(笑)。
売れてメジャーになるとこういう激しいタイプの曲を演らなくなるのはなんででしょうね。
M-10「
Precious...
」
エクスタシー・レコードの面々が集結して行われていた伝説のイベント、「エクスタシーサミット」の動画から。
ビデオ持ってたなぁ…擦り切れるくらい観たなぁ…青春だなぁ…はぁ。
・ヴィジュアル系
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無題
かおもじ
そうですね~。ビジュアル的にも音楽的にもLUNA SEAが基礎を作ったと言っても言い過ぎではなさそうですよね。
Jのベースは、抑えるところは抑えて、主張するところは主張するってのが良かったですよね。全編ウネウネして低音の良さや、ボトムを支える意味を無視するベーシストが多くなりましたが、Jは一線を画していたように思います。
スギばっかり注目されがちなのは仕方ないですが、実際はスギと同じかそれ以上にイノランが初期LUNA SEAサウンドの要でしたよね。僕も常々そう思っています。
2008/12/09(Tue)08:09:36
編集
Re:無題
ヒゲ☆メガネ
お久しぶりです~。
以前にかおもじさんが同盤の記事を書かれているのを見てから随分と時間が経ってしまいましたが、やっと書いてみましたよ。
それまでの「怖いめ」のお化粧系の人たちと違って、ルナシーはどこか中性的な「綺麗さ」が新しかった気がします。
ルナシーの演奏は、自分を活かすんじゃなくて周りを活かしてたら自然と自分も活きてきたって感じで好きでした。
しかしこんなにもライヴパフォーマンスが激しいバンドが町田のプレハみたいにちっこいとこで暴れてたとは…。
その頃生で観てたお客さんはめちゃ楽しかったでしょーねー。
2008/12/09(Tue) 20:17
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